教員からひとこと
言語を学ぶときに直面するのが「間違えたら恥ずかしい」という気持ちだと思います。それを払拭していただくために私は学生の話を最後までしっかり聞くことを心かけています。まずは、日本語を話すことへの自信を深めてほしいんです。会話の機会は授業中だけではありません。休み時間や放課後でも、ぜひ気軽に話かけていただきたい。そのような親密なコミュニケーションを通じて、日本語を学ぶお手伝いをしたいと考えています。また、アンランゲージスクールは効率より効果を重視した授業を行っています。ひとりひとりのペースで段階的にタスクを達成し、なりたい自分に少しでも近づいていけるよう、私たち教員はもちろんスタッフが一丸となって皆さんをサポートさせていただきます!
教務主任 有持恵美
行事予定表
設置コース
クラス構成
アンランゲージスクールでは初歩から無理なく学べるよう、レベルに応じた段階的なカリキュラムが組まれています。
特徴的なのが、各レベルにおいて「運用力」を重視していることです。 初級レベルで「道を尋ねる」、中級レベルで「グループディスカッション」、上級レベルで「プレゼンテーション」など、学習者が実際の場面で状況に応じた正しい日本語を使い、運用できるようになることにこだわっています。
初級
日常生活に必要な基本的な言葉を駆使して、身の回りのことや日本で生活していく上で必要な事柄を問題なく処理できる日本語力の習得が目標です。
中級
日常的な場面に応じた表現や平易な文章を理解し、まとまりを持った文章が書けるようになることを目指します。
上級
論理的かつ多角的な視点から意見を述べる力、問題を適切に解決をする表現力、さらには、新聞などをある程度の速さで読みこなす能力を養います。
特別クラス・Sクラス
日本語レベル的には基本的には上級1,2と同一ですが、難関大学や大学院へ合格しやすいように、より進学に特化したカリキュラムが組まれています。また、Sクラスは選抜試験を行って、合格した者だけで構成されているクラスとなっています。
美術専攻
日本の美術大学においては、日本語能力はもちろんのこと、合格者を選抜するため、実技試験として、「デッサン試験」課せられています。しかしながら、各国の美術指導や考え方には大きな違いがあり、日本人学生と海外で勉強してきた留学生の デッサン力は、差が出る傾向にあります。そのため、受験前までに日本の大学に合格するためのデッサン力を身に 着けることが課題となります。アンランゲージスクールでは、そういった学生のサポートをするため、美術専攻を開講しています。なお、美術専攻者は、世界最高水準の芸術教育を行い、数々の有名芸術家を輩出している、東京藝術大学出身者による指導を受けます。
主な大学の実技試験内容
武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科: 鉛筆デザイン/3時間
多摩美術大学美術学部グラフィック学科: 鉛筆デッサン/3時間
概要
■時間:13:00-15:30 美術クラス (午前中:日本語授業)
日本語の授業のある日は、ほとんど、毎日、実技指導があります。
美術の授業終了後、17:00まで教室で課題に取り組むことができます。
■料金:330,000円/学期(3ヶ月税込)
画材セットがない場合は、別途、購入費、約7,500円がかかります。